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北村韓屋村 ― 瓦屋根がつくる時の路地
🎎 伝統・文化 ソウル

北村韓屋村 ― 瓦屋根がつくる時の路地

景福宮と昌徳宮のあいだ、六百年の暮らしが続く街

執筆 尹 序延 6 min 2026年6月15日 7,861

ソウルの景福宮と昌徳宮にはさまれた高台に、北村(プクチョン)韓屋村は広がります。朝鮮王朝の時代、宮中に仕える両班(ヤンバン)たちが屋敷を構えた由緒ある場所です。

韓屋の魅力は、自然と調和する建築美にあります。床下に煙を通して部屋を暖める「オンドル」、夏は風が抜ける板の間「マル」。厳しい寒暖差をもつ韓国の気候に、先人の知恵が見事に応えています。

今日の北村は、住民が暮らす生きた街でありながら、工房やギャラリー、伝統茶院が点在する文化の小径でもあります。路地を一歩入れば、瓦屋根の稜線の向こうにソウルタワーが顔をのぞかせる――新旧が静かに溶け合う風景に出会えます。

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