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キムチ ― 食卓に息づく発酵の知恵
🍲 グルメ 全羅道

キムチ ― 食卓に息づく発酵の知恵

二百を超える種類、家ごとに違う「わが家の味」

執筆 崔 恩美 7 min 2026年2月5日 10,275

冬を越すための保存食として始まったキムチ。晩秋に家族や近所が集まって大量のキムチを漬け込む「キムジャン」は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

白菜キムチが有名ですが、大根を使うカクテキ、きゅうりのオイキムチ、水分の多いトンチミなど、その種類は驚くほど豊か。地方によって塩辛(ジョッ)の使い方や唐辛子の量も異なります。

乳酸菌が生み出す酸味とうま味は、時間とともに変化します。漬けたての浅漬けから、熟成して炒め物や鍋に向く古漬けまで、一つの料理が幾通りもの表情を見せてくれます。

キムチは単なる料理ではなく、季節と共に暮らす知恵そのものなのです。

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